小川彩佳キャスターの「言論の師」でもある、ジャーナリストの田原総一朗さん。92歳になった今も権力に鋭く切り込み続けますが、その原点は、少年時代に経験した「戦争」にありました。戦後81年。終戦の日を前に、田原さんが今の日本に問いかけるメッセージとは。
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■92歳 田原総一朗が語る戦争
ジャーナリスト・田原総一朗、92歳。小川キャスターにとって「言論の師」とも言える存在です。
田原総一朗さん
「自民党もさっぱり分かんない、何したいのか」
「そんなものは単なるパフォーマンス、パフォーマンスでいいのか」
数々の政治家に鋭く切り込み、半世紀にわたり、この国の行く末を問い続けてきました。19年前には、アナウンサー1年目の小川キャスターと報道番組で共演。
田原総一朗さん
「テレビ朝日にいらした時はしょっちゅう一緒にやった。番組」
小川彩佳キャスター
「そうですね、本当にありがたいことで」
小川キャスター
「政治家になろうと思われたことは?」
田原総一朗さん
「今になって、なってもよかったなと思う。つまり“権力者”。権力を持ちたくなかったの」
小川キャスター
「今になって、なってみたらよかったっていうのはどうしてですか?」
田原総一朗さん
「この国を動かすために。もっと『主体性のある国』にしたい」
田原さんが求める「主体性」とは――。その言葉の裏には、彼の原点である「戦争の記憶」がありました。
■180度変わった“大人たち”
田原総一朗さん
「実は小学校の1年生の時に戦争が始まった。もう小学4年から5年にかけては空襲がいっぱいあった。勝てっこない戦争。アメリカと戦争して勝てるわけがない」
「戦争は絶対正しい」という空気に包まれた世の中。当時7歳だった少年が肌で感じたのは、反対意見を口にできない社会の異様さでした。
田原総一朗さん
「戦争反対と言ったら刑務所行かなきゃならない。『この戦争は正しい』と。『反対するやつ全員刑務所』と。それで負けた、惨敗」


